歯周基本治療3回コース

院長先生のご依頼されるまでのお気持ち

当院では、ほぼ同時期に二人の歯科衛生士を採用しましたが、どちらも以前の勤務先では歯周病治療にほとんど携わったことがなく、いかに早く仕事を任せられるようにするかが差し迫った問題でした。これまでの新人教育はベテランのパートの衛生士に任せていた(丸投げしていた)のですが、歯周病治療の全体的なレベルアップも行いたかったので、外部講師に依頼することを決意し、大林先生にたどり着きました。
DH4名のうち3名はスキル、経験不足が不足しており、日常業務は何とかこなしている状況ですが、担当する患者さんに対する責任感も希薄です。これは「歯周病はDHの手で、かなり治せる」ということを実感していないせいではないかと思います。歯周病の病態の診かた、考え方から始めて、最低限必要なスキルを指導してほしいと思います。 スタッフが、患者さんの健康増進に寄与しているという喜びを持って仕事に臨んでくれたら良いなと思います。

医院の規模

鹿児島市 かわもと歯科様
歯科衛生士:3名

ご提案内容

先生との綿密な打ち合わせにより、研修内容を決定。事前にスタッフに配布する資料にも目を通していただき、確認していただきました。

実際に行ったこと

歯周治療の流れ・歯周疾患・歯周基本検査・スケーリング

  1. 貴医院の歯周治療の流れ
  2. 歯周疾患とは
  3. 歯周基本検査
  4. プロービング実習
  5. 超音波スケーリング実習
  6. ブラッシング指導の実際
STEP
1

ブラッシング指導・SRP・症例検討

  1. 患者さんとのコミュニケーション
  2. 歯周治療と患者教育
  3. SRP総論
  4. SRP実習(抜去歯牙・顎模型)
STEP
2

メインテナンス・SPT・症例検討

  1. SRPから歯周外科までの流れ
  2. メインテナンス
  3. PMTC(機械的歯面清掃)
  4. エアフロー
  5. 症例検討会
STEP
3

3日間の研修を振り返ったお喜びの声

研修事前アンケートにより、スタッフ各人の苦手なスキル、不安に思っていることや希望などの情報収集がなされ、それに基づいて無駄なく効率的なプログラムを提案していただきました。
外部講師と言うと“先生”というイメージで、新人二人にとってはプレッシャーだったかもしれませんが、大林先生のフレンドリーなお人柄のおかげで、スタッフは緊張しすぎることなく、合計3回の研修は和やかに進んでいきました。ベテランの衛生士にとっても、大林先生は少し年上の“先輩”であり、臨床の疑問をバシバシと解消してくれると喜んで研修を受けていました。
スタッフが人前では聞けないような質問やプライベートの悩みなど、LINEを使って積極的に受け付けてくださり、研修時間以外でも本当に親身に対応してくださいました。
私が気付かないような点やスタッフ心理などたくさんの助言をいただき、私にとっても重要な相談役となっていただいています。
これからも大林先生に客観的な眼で定期的にチェックしていただき、歯科衛生士が歯周治療を通してやりがいを見つけだし、楽しく輝いて仕事をしてくれる歯科医院を目指して頑張ります。

自分の歯科医院をズバッと客観視し、何が良いか何が良くないか明確にしスタッフが成長できるためのヒントをいろんな角度からお伝えいたします!